こんにちは
だいすけです
ブログに訪問して頂きありがとうございます
それはある朝、突然の思い付き
そうだ、二ノ瀬行こう
二ノ瀬峠とは東海地方のサイクリストには有名なヒルクライムコースの一つ
ヒルクライム好きな人やレースに出場するプロ選手の練習にも使われるコース
ゴールは岐阜県と三重県の県境に位置する庭田山山頂公園。
ロードバイク初めて一年弱。
普段は平坦のサイクリングロードやポタリングがメインでゆるゆる乗っている僕ですが前々からチャレンジしてみたいとは思っていました
・・・・中々行く勇気が
しかし思い立ったが吉日ついについにチャレンジする日がやって来ましたよ。
足をつかずに登れたら脱初心者と言われるこの峠道
(朝、思い立ったのにグダグダして気付けば時刻はすでに12時)
僕は今回タイムや足付きは気にせず頂上の庭田山山頂公園まで行く事を目的に
チャレンジしてきました。
二ノ瀬峠のスタート地点はこちら

スタート地点は庭田交差点から
ストラバなどを見ると交差点を曲がった神社の鳥居からタイムを計測している方が多いみたいです
今からあの目の前にそびえるあの山を登るのか…
山頂までの距離
山頂までの距離を調べると約6.4キロ
おぉ意外と短いじゃん
これはもしかしていけるのか?行けちゃうのか?
以外と短い距離にまずひと安心です
路面、交通状況
路面は少しガタガタしてたり小石も多いと感じました
山道なのでそんなに車も走っていないかと思いきや
途中に採石場がある関係なのか、ダンプカーなど大型車が結構走っています。
ちょっと怖い
他にも岐阜と三重を行き来する車もちょこちょこ走っているので大きく横にフラつかないよう走行には注意が必要です。
平均斜度
二ノ瀬峠の平均斜度は6.6%
これがキツイのかどうか初心者の僕にはよく分からないけどとりあえずスタート
はじめからフロントギアはインナーにして
タイムは気にせずゆっくりゆっくり行きます
いやー気持ちいい新緑に癒されます

景観はすごくいいです。
登り初めは斜度もゆるめで少し景観を楽しみながら走る余裕もあり秋には紅葉も楽しめるんだろうかなどそんなこと考えながら走っていきます
もしかしたらこのまま足つかずに行けるかも?行けちゃうのか?

数分後・・・・
キっキツイもう無理(笑) 今回は脱初心者ならず
15分から20分ほど登った所で、
よし!一回自転車から降りて写真を(休憩です)
結構登ってきましたよ
写真を撮りつつ周りを見渡します
それにしてもゴールの庭田山山頂公園はどこ?

まだまだ果てしなく続く九十九折。公園らしきものは全く見えません
ここで弱い自分が
「引き返そかな」
「一人だし何かあったらどうしよう」
どんどん弱音が出てきます。
はっこれはもしかして
クリエイティブアボイダンス
簡単に言うと新しい事に挑戦するときなど出来ない理由を脳がめっちゃクリエイティブに創造して現状に引き戻してしまう事らしいです。
脳って奴は変化が嫌いらしく、とにかく現状維持
偶然ですがたまたま数日前にこの話を聞いたので、これがクリエイティブアボイダンスってやつと認識することが
すでに心がちょっと折れそうでしたが、大好きなあのマンガの名言が頭にふとよぎりる
「諦めたらそこで試合終了ですよ」
そう諦めたらそこで終わり。
先生ありがとう。もうちょっと、もうちょっとだけ頑張ってみます
大事な事も忘れていました
今回のヒルクライムの目的はゴールの庭田山山頂公園まで登りきる事。(超レベル低いかもしれませんが)
タイムとか足つきとかは関係ない。
ゆっくりでもいい
自転車を押しながらでもいい
とにかくゴールに向かって進んでいきます。
苦しそうに登っているとすでに登頂し気持ちよく下ってきた、ベテランサイクリストと思われる二人組から応援の言葉が
兄ちゃん、ガンバレー
下りはめちゃくちゃ気持ちええぞー
その時の僕は、少し笑顔を返すのが精一杯でしたが応援されるってうれしい
応援にちょっと元気をもらいペダルを回していきます
時速は10キロくらいのスピードでゆっくりゆっくり
スタートしてからいったいどれくらいの時間が経ったんだろう
ハッハァと息を切らしながらペダルを回しているとついにゴールの庭田山山頂公園の看板が
着いた。着いたぞー
ひとりで大興奮
息を整えてブログやInstagramで見るあの一枚をパシャリ

STRAVAの走行データはこちら

STRAVAのデータ上タイムは約47分と出ていますが、途中立ち止まっているので、約一時間くらいでしょうか
時間はめっちゃかかったけど、やりました。登り切りました。達成感半端ないです。

ちょっと歩けば三重県のいなべ市の道路標示
ここが県境ってことがよく分かります
さっ公園で少し休憩をしていこ
庭田山山頂公園には何があるの
うん公園って名前だしなにか子供が遊ぶ遊具とかあるんだろな
なっ何にもない
ビックリするくらい何もありません。砂利の駐車場、トイレ、木製のテーブルとベンチがぽつぽつあるくらい。
展望台があるみたいなのでそちらにいってみます。
いやーめっちゃいい眺めにこれは疲れも吹っ飛びます
頑張って登ってきたかいがありますよこれは。雲がなければかなり遠くまで見渡せそう
さあ後は気持ちよく下って帰ろう
気持ちいいけどちょっと怖いダウンヒル
三重県側にも下れるみたいだけど
今回は登ってきた道を一気に下ります。
ペダルを回さなくてもスイスイ風を切って進んで行くのがめちゃくちゃ気持ちいいです。景色も楽しみながらふとサイクルコンピューターを見てみると
50キロ超えとる
自分のサイクルコンピューターで初めて目にする50キロオーバーの数字。60キロ近い
うん。これは転んだら大ケガだな(汗)
ビビりつつ下っているとあっという間にスタート地点まで戻ってきてしまいました。
(しばらく来る事はないかも…)
熱い夏には嬉しい湧き水スポット
二ノ瀬峠の途中には湧き水が出ている所がありこの水を汲みに来る人もいるんだとか

(このまま飲むのはちょっと不安だけど)
暑い夏には顔を洗ったり、体にかけてクールダウンできそう
終わりに
二ノ瀬峠ヒルクライム。
東海のサイクリストにはお馴染みのコースかもしれませんが、僕は今回が初チャレンジでした。タイムはめっちゃ遅いし、立ち止まったけど何とか登りきる事が出来ました。
登りきった後の達成感とダウンヒルで味わう爽快感
ヒルクライムにハマる気持ちが少し分かった気がします。
最後まで読んで頂きありがとうございました。